投稿日:2014年9月6日
エクスリブリス〜そのモダンな香り〜
2014年7月1日(火)〜8月31日(日)
■協力: 日本書票協会 ■企画: 神楽坂・光鱗亭ギャラリー
エクスリブリスは、「私の蔵書の中の一冊」という意味のラテン語で世界の共通語になっています。日本では蔵書票、又は書票と呼ばれ、本の見返し部分に貼ってその本の持ち主を明らかにするための小紙片で、今もなお愛好家の研究対象にもなっています。その歴史は古く15世紀頃のヨーロッパといわれています。書票の普及をめざして昭和18年に創設された日本書票協会が発表した「書票暦」は、毎月1枚ずつの特製のミニカレンダーに書票のミニ版画を添付したもので、創設以来ほぼ同じスタイルで、日本書票協会の会員に配布しています。このたび、当ギャラリーが所蔵する1960年代に配布された「書票暦」の数々を展示いたします。今もなおモダンな香りを放ち続ける作品の数々をこの機会に是非ともご覧ください。