投稿日:2012年10月2日
今村房の輔 陶芸展 “三川内焼と白磁の世界”
2012年10月30日(火)ー11月7日(水)
OPEN:11:00〜19:00
11月3日はイベント開催のためにこちらの展示はありません。
長崎県佐世保市三川内(みかわち)にある白磁の窯元、嘉久房窯で活動を続けてる陶芸家、
今村房の輔の陶芸展 “三川内焼と白磁の世界”を開催します。
三川内焼は、1963年、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に、平戸藩が多くの陶工を連れて帰り、
三川内に窯を 開いたのがはじまりです。その後、平戸藩御用窯の手厚い擁護のもと、天草陶石を使う
白磁技術は完成されたものの、一般には売られることは無く、朝廷などの献上品として使われていました。
1800年代の半ばにヨーロッパに本格的に輸出され、当時の作品は高い評価を受け、今では 大英博物館や
ヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されています。
今村房の輔 (陶芸家)
1971年、長崎県佐世保市三川内(みかわち)にある白磁の窯元十四代、嘉久房窯 の長男として生まれる。
窯業大学校のロクロ科を経て京都の窯元で修行する。 その後佐世保の実家に戻り 家業の窯元で父親のもと、
“房の輔”の名で陶芸家としての道を歩み続けている。